妖怪絵日記FAQ
(良くある質問と答え)

Q.妖怪絵日記って百話で終わりなの?
A.妖怪絵日記は怪奇百物語を目指して頓挫した霊的な日常のリベンジをすべく描き始めた妖怪百物語です。百話を目指して描いているわけですが、途中に含まれる閑話は妖怪が登場する本編の話と分けて考えているため、その百話に含めてカウントしていません。ので、影山が目標とする怪異の百の物語の完成には閑話を含めて百二十話(妖怪の登場は百十八話時点で百体目になりますが)をもって到達することになります(本編百話分、閑話二十話分)。到達後、すぐ物語を終了するか、それともまだ続けるかはまだ未定ですが、今はとりあえず最初のゴールめざしてカリカリ描いています。

Q.妖怪絵日記って百五十八話で終わりなの?伏線とか回収されてなくない?
A.終わりです。霊的な日常と違って今度は逆に話はまだまだあるのですが、書籍化が終わった今、趣味として続けていくには少々制作コストが高くなりすぎました。そのあたりどうにかできれば、続きも……いや、無い袖は振れますまい。ともあれ、当初の百物語という大きな目的は達成し、描きたかったことは大半描けたので終わりにさほど悔いはありません。ぶっちゃけ、残す話は霊的な日常へとつながる最終展開だけですしね。伏線の回収も全部そこに入る予定でしたが……展開も多少寂しいものとなりますし、楽し気な日常のまま終わったこのエンドもありかと思います。トゥルーでないものの、グッドエンドって感じ。

Q.ヒロインこれ以上増えないの?
A.個別ルートがあるメインヒロインはすず、狐面の女、雪娘、雪母の四人のみ。あやしやメンツやお手伝いさんは本編でルートはなくヒロイン扱いではありません。あやしや以降も女妖は何体か出てきますが、ヒロイン級は今後も増える予定はありません。ちなみにカッパもルート(シナリオ)はありますが……どのルートとも外れた友達エンドだコレ。

Q.霊的な日常と妖怪絵日記の関係は?
A.作品内の時系列的には妖怪絵日記から数年後が霊的な日常となります。パラレルではなく、時系列はつながっています。ただし実際描いたのは霊的が先で、妖怪絵日記はスピンオフ的作品です。そっちのが長くなっちゃってますけど。

Q.すでに登場したこの妖怪の話がもっと見たい!
A.基本的にレギュラー以外は1妖怪につき1話のみです。が、人気だったり作者お気に入りの妖怪は閑話などでちょこっと再登場する可能性もあり。特別お気に入りのキャラは番外編で描くこともあります。現在「経立・弐」はサイト十周年に番外編としてサイトで公開し、「件・弐」は単行本第弐巻のおまけ漫画として収録しています。次は「コロポックル・弐」あたりを描いてみたいかも。

Q.すずは結局はいてるんですか?
A.答えはあなたの心の中に……。ちなみに狐がプレゼントしたのは一枚だけです。

Q.妖狐や雪女や雪娘は結局はいて(以下略)?
A.答えはあなたの心のな(以下略)。腰巻は下着と認めません。

Q.奇異太郎くんて歳いくつくらいなの?
A.妖怪絵日記では(多分)中学に上がるか上がらないか、霊的な日常では二十歳前くらいです。

Q.たくさんの妖怪が出てきて勉強になります!
A.妖怪絵日記内の妖怪はなるべく原典を生かす形で描きたいとは思っていますが、あくまで漫画ですので漫画的改変している場合が多々あります。すずの言うことをそのまま鵜呑みにはしないで下さい。各話の妖怪解説も参考にしてもらえればと思います。

Q.貧乏神とかって妖怪なの?
A.妖怪の定義については色々な意見がありますが、妖怪絵日記ではかなり広い定義で使っています。神として祭られているもの、霊に近いもの、変人や聖獣・神獣なども、もしかしたら描くかもしれません。ネタは多いほど作者的には描きやすいのです。

Q.奇異太郎シリーズの二次創作描いていいですか?
A.何の問題もありません。むしろ描いてください。エッチなのでも作者は気にしません。描いたよ〜とか、特別作者にお知らせする必要もありませんが、多分見つかってコレクションされてます。だいぶ貯まったですよ。ニヤリ。

Q.霊的な日常と妖怪絵日記の間に何があったか気になります。妖怪のみんなどこ行っちゃったの?
A.何があったかは作者の脳内にある程度は形としてありますが、描かれてないことはあくまで予定でしかありません。作者の気が変わればそれまでですし。何があったかは皆さんも色々想像してみてください。ただ、そんな不幸なことは起こってないと思いますよ。

Q.すずの抱き枕はどこで手に入りますか?
A.この世のどこかにはあるらしいですが、都市伝説にすぎないかもしれません。探してみるのも一興でしょう。公式抱き枕絵も一応ありますが、現在非公開です。

Q.まだ出てないけど、この妖怪が好きなので話を描いて欲しいのですけど。
A.申し訳ないですが、妖怪のリクエストは受け付けていません。有名な妖怪は大体出て来る予定ですが、話の流れ的に出す順番がある程度決まっているのですぐには無理でしょう。気長にお待ち下さい。

Q.すず(雪母・雪娘・すっきー・メリーちゃん)は俺の嫁。
A.キツねーちゃんも加えてあげて。あと件も。

Q.奇異太郎の元ネタって鬼太郎?
A.最初、怪談モノの主人公を考えたときどうしても片目の主人公にしてみたかったのですが、描いて見るとどう見ても鬼太郎。なので名前を奇異太郎にしました。そういういきさつなり。しかし後に妖怪絵日記を描き始め、ますます鬼太郎に。水木先生ごめんなさい。

Q.書籍化はされないのですか?
A.されちゃいました。マイクロマガジン社さんから「奇異太郎少年の妖怪絵日記」壱〜伍巻が発売中です。マイナー本ゆえ書店で見つけにくいかもしれませんが、なかったら書店で注文か、通販のご利用をオススメします。書籍に関する情報は特設サイトにて。

Q.書籍化はされた分の話はサイトから消えてしまうん?
A.消えません。書籍化はあくまで付加的なものと思ってください。妖怪絵日記は携帯漫画(Web漫画)であり、サイトでは基本全話無料公開のスタンスは変わりません。本が買えなくても、ネットさえあれば全話読めるので安心してください。本筋に関係ない番外編などのオマケが見たかったら書籍の購入をご検討してもらえると嬉しいかもです。

Q.書籍の内容を教えて!
A.妖怪絵日記の単行本には本編12話分の少々の加筆修正に加え、番外編1話とイラストつきで書き直した妖怪解説などを追加で収録しています。

Q.コミックなんで13話しか入ってないん?値段高くない?
A.収録話数少なくて割高なのはすみません、色々悩んだ末、1P1コマの読みやすさを優先してのこの仕様。編集部からも「もうちょっと安くしたかったけど、これがギリギリ」とのことです。ちなみに影山の手元にある書籍化Webコミックのお値段と比べてみると

「琴浦さん1巻(¥840・モノクロ136P)」
「堀さんと宮村くん1巻(¥1000・フルカラー134P)」
「ぱなぱな(¥800・モノクロ201P)」
「妖怪絵日記・壱(¥714・2色カラー210P)」

となってます。ご購入はお財布と相談の上でね!


Q.グッズ化はされないの?
A.妖怪絵日記のキャラクターストラップ(全7種)がマイクロマガジンオンラインストアにて発売中です。
編集部のオススメはたんたんころりんらしいです。


Q.霊的な日常は書籍化しないのですか?
A.今のところ全く予定はありません。妖怪絵日記の元ネタと違って、元ネタの著作権が現役なのがいくつかありますし、他にも色々な面で難しいかもしれません。特に今は妖怪絵日記書籍化でいろいろ忙しいので、二作同時とか作者が死んじゃうぜ!

Q.書籍化されたなら次はアニメ化ですね!
A.紆余曲折を経てショートアニメ化されました。詳しくはアニメ公式サイトにて。

Q.妖怪のことをもっと知りたいのですが、お勧めの妖怪本などありますか?
A.手持ちの参考資料をいくつか紹介します。

「妖怪事典」(村上健司著・毎日新聞社)
原典に近い形で広く浅く妖怪の知識を得たい人にオススメ。妖怪絵日記の妖怪ネタは基本ここから調べ始め、もっと情報が欲しかったら他の資料をあたる、という感じです。ただ、基本は事典なのでイラストはほぼ無く、お値段が高い(3800円)ので注意。

「日本妖怪大全」(水木しげる著・講談社+α文庫)
おなじみ、水木しげる先生が書いた妖怪事典。妖怪画と水木先生の解説がセットになっています。水木しげる的解釈の解説が多い印象ですので、学問的な資料には適してないかもしれませんが、読み物としてはオススメ。妖怪絵日記のルーツであり、そもそもこの本がなければ妖怪絵日記を描こうとは思わなかったでしょう。

「桃山人夜話」(竹原春泉画・角川ソフィア文庫)
江戸時代の妖怪絵本「絵本百物語」の解説に現代語訳をつけて収録。妖怪絵の参考になります。なぜか絵と古語解説と現代語解説がバラバラにわけられており、若干読み難いのがネック。

「画図百鬼夜行全画集」(鳥山石燕画・角川ソフィア文庫)
妖怪画をたくさん残した江戸時代の絵師、鳥山石燕の妖怪画をまとめて収録。妖怪絵の参考になります。絵の解説文が古語しかなく、現代語訳がないのがネック。

「萌え萌え妖怪事典」(妖怪事典制作委員会著・イーグルパブリシング)
現代のイラストレーター達による萌え女体化した妖怪イラストを多数収録した妖怪事典。お堅い本が続いた後にエッと思うでしょうか、妖怪解説文はいたって真面目に書かれており、各妖怪まわりの雑学を得られて参考になります。妖怪そのものについての初心者講座的な解説も巻末に収録されており、妖怪ってなんだかわからない!って初心者の方にはオススメです。




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