エジプトの伝説。空にうかぶ逆さピラミッド。そこは、神の世界へと通じると伝えられています。＊＊＊

エジプトではその昔、ナイル川がよく氾濫し、水がピラミッド付近まで押し寄せていたそうです。その時、蜃気楼としてピラミッドの上に逆さのピラミッドが見えることがあったと言われています。ピラミッドにまつわる説の一つとして、ピラミッド内部に舟や地下へ続く階段があるのは、この逆さピラミッドから王の魂が神の世界へと旅立つとされたからではないか、というものです。

なお現在ではナイル川にダムが建設されたため氾濫することはなくなり、この逆さピラミッドは見ることができないそうです。氾濫の被害とは比べられませんが、少し残念ですね。