先代とガラッパ





さてカッパの章、いかがでしたか。当初は離れのカッパにスポットを当てた話になるはずが、なんだか先代とガラッパに全部持っていかれた気がしますがまあおおむね仕様です。

先代と先代の時代の話はいつか触れる程度でも描いてみたいと思っていたので、ようやく機会を得た感じです。といってもダイジェスト的にしか描けなかったのですが(それでも予定より大幅にページ数が増えてしまいましたが)、奇異太郎と先代の色んな意味での立ち位置の違いだけでも感じてもらえればと思います。ついでに妖怪絵日記ではやらない人間と妖怪の大人のラブロマンスみたいなのもちょびっと描いてみたりして。ちなみにガラッパの告白があと3日早かったら先代と結ばれて大幅に歴史が変わって奇異太郎が離れに行くことはなかっただろう重要分岐点だったりします。惜しかったのは本当だぞガラッパ。

ガラッパはこの後はもう登場する予定は一切ありませんが、「もう二度と会うことはねーだろうよ」なんて言ってたガラッパが何かのアクシデントでまた奇異太郎と顔を合わせて……なんてバツの悪さもガラッパらしい気もします。そもそも作者が行き当たりばったりなので、その意味では再登場は未定とも言えるかも?なんにせよ、描きやすい上に描いてて楽しいキャラでしたし、他のカッパたちも出番がこれっきりなのは惜しいと思うのですが……まだまだ後半出番待ちの妖怪達が大勢いますしね、そちらを優先で!



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