野槌(のづち)





古くは古事記や日本書紀にその名が見られる、特徴的な姿をした蛇の妖怪。江戸時代にはすでに現在に知られるそのずんぐりした姿が描かれており、近年のツチノコブーム以降は未確認生物ツチノコの名前で広く親しまれているようです。

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記念すべき百体目の妖怪は、みなさんご存知のツチノコ(野槌)。現在ではどちらかというとUMA扱いの幻の蛇ですが、古くは破戒僧の生まれ変わりとされてたり、出合ったら病気になるなどの妖怪的特長も伝えられていたようです。作中にも書いていますが、現実にいくつかの県で賞金がかけられているほど実在するかも度が高い妖怪なので、ひょっとしたらいつの日か新種の蛇として発見される日が来るかもしれませんね。


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