タテクリカエシ





高知県に伝わるという、餅つきに使う杵(きね)のような形をした妖怪。スットンスットンと音を立てながら現れ、人を転ばすと言われていますが、動きが直線的なため、避けることは難しくないようです。

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タテクリカエシは伍十壱話でも紹介した、出会い頭に人を転ばす「転ばし」の仲間であると言えるでしょう。伝承では人を逆立ちにするわけではないですが、妖怪絵日記では妖怪のカタチとネタ的にそういう特性をつけてみました。



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