岡山県に伝わる、夜道に現れて人の足元にこすり寄ってくる犬のような姿をした妖怪。ちょっと歩きにくくなるようですが、それ以上の害はないようです。

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……これ、妖怪じゃなくてただの野良犬じゃ……？なんて思わなくもありませんが、昔の人が妖怪と言ったからは妖怪なのでしょう。伝承では犬に似ているとのことですが、水木しげる先生の妖怪画では妖怪名にちなんだのか猫のような姿で描かれており、影山も長らく猫みたいな妖怪と思い込んでました。だってネコすりだもの、もう猫でいいじゃん、と思わなくもなかったのですが言い伝えに敬意を払って妖怪絵日記内では犬ぽく描いてみました。そのまま描くとただの犬なので、姿が見えないという特性を付け足しています。ちなみにこの後、あやしやの娘たちに餌付けされペット扱いされてるとかなんとか。