姥ヶ火(うばがび)



大阪府や京都府に伝わる、火の玉のような妖怪。罪を犯して死んだ老婆が怪炎となって現れると言われています。姥ヶ火がある人の前に落ちてきたことがあり、それは鳥のような姿をしていたとのことです。

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妖怪画では炎をまとったババァの首のような姿で描かれることが多い姥ヶ火ですが、伝承ではただの火の玉であり、実際は老婆の姿をしていたわけではなさそうです。イメージ画ってことなのでしょうか。妖怪絵日記でもわかりやすく、ファイアーエレメンタルババァな感じで描いてみました。……色んなファンタジーに出てくる火の精霊がババァだったら……なんて嫌な想像をしてしまいましたが。


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