鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』に描かれた、骨だけの女性の妖怪。骨女そのものは耳慣れない妖怪かもしれませんが、「牡丹灯篭（ぼたんどうろう）」と言えば知ってる人は多いのではないでしょうか。男に恋をした亡霊が夜な夜な男の下に通い、男からは生身の女に見えたが、他の者が覗き見てみると、女の姿は骸骨であったと言うお話です。石燕の絵も、その話を元にして描かれたもののようです。

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骨女には別な話もあり、生前醜かった女が死後白骨になったのち、その骨だけは美しかったため見せびらかすためにさまよい歩く、というものです。また、西洋では動く骸骨モンスターのスケルトンが有名ですね。妖怪絵日記ではそのあたり色々混ざった恋するスケルトン少女となっています。彼女の晴れ姿は、閑話にて。