如意自在(にょいじざい)



鳥山石燕の『画図百鬼徒然袋』に描かれた、如意の付喪神。如意とは僧侶が使う孫の手のような仏具です。解説文には「如意とはかゆい所をかくときに思ったところまで届いて、自由にかけることからついた名前であるならば、この妖怪の爪の長いのも痒いところに手が届くように化けたのだろう」みたいに書かれています。

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女性の着物には脇の下に通気をよくするための「身八つ口」と呼ばれる切れ込みがあるようですが、和服の女の子のおっぱい触るときはここから手を入れると粋ダヨ!みたいな話を聞いたので思いついたのが今回のお話。いやごめんなさい。ところで、マジックハンドってオモチャ、今も売ってるのでしょうかね?



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