各地で伝えられる、巨大な顔だけが宙に浮かび、人を驚かす妖怪の総称。女の顔であることが多いようです。

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「大首」という妖怪名で伝えられる伝承はないのですが、昔から「大きな首を見てビビった」という話は多くあったようで、名も無きザコ妖怪として江戸時代の妖怪本にもたくさんの大首が描かれています。多分、妖怪デザイン考えるの面倒だからとりあえずデカ顔描いときゃ妖怪だよね！みたいな軽いノリだったんじゃないでしょうか。ところで水木しげる先生の漫画にもでかい顔の妖怪は出てきますが、あれの名前、「たんたん坊」なのか「大かむろ」なのかどっちなのでしょうね？