西日本で多く伝わる、頭が牛で体は鬼（または蜘蛛）、凶暴凶悪で人を襲う恐ろしい妖怪。海岸や滝、川の淵など、水辺に出現することが多いようです。

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妖怪絵日記では「逆の言葉で退散する」とすずが解説していますが、牛鬼もまた色々なタイプが伝えられる妖怪であり、この性質は一部に伝わるものでしかありません。具体的に言うとこの話は作者の地元、和歌山の牛鬼限定。奇異太郎のとこの牛鬼は多分和歌山出身なのでしょう。他の地方で牛鬼に襲われて呪文を唱えても、多分助かりませんのであしからず。