手の目(てのめ)

鳥山石燕の「画図百鬼夜行」に描かれた妖怪。解説文がないため詳細はわかりませんが、一説では手に目があることはイカサマを表し、坊主頭は勝負に負ける(坊主になる)を表わしていて、即ちバクチに関係した妖怪であるとも言われています。

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・・・・とまあ、そういう説があるので妖怪絵日記ではイカサマ博打妖怪として描いてみました。どういう妖怪かはわからずとも、シンプルながらもデザインやネーミングにインパクトがあり、妖怪の中でも結構有名な方ではないかと思います。でも実際、手に目があっても邪魔なだけで役にはたたなさそうな・・・。え、覗きはダメですよ!?



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