古い布団が付喪神と成ったもの。鳥山石燕の妖怪画集「百器徒然袋」に描かれた妖怪です。

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石燕の創作妖怪であり、伝承は存在しません。絵の解説文には「禅宗の僧は虚無僧と呼ばれ、いろんな場所で薦むしろに座り込んでいたので薦僧（こもそう）とも呼ばれていた。歌合などでは暮露暮露とも詠まれ、この妖怪は彼らのような世捨て人の使い古したボロ布団の変化したものか」（訳適当）とあります。
すずも言ってますが、汚い布団で寝るのだけは勘弁ですね。