家鳴(やなり)

家や家具が訳もなく揺れだし、外に出るとぴたりと止む妖怪。ポルターガイストの一種とも言われています。

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現代で言うところの「家鳴り」は、湿気や熱膨張で家の柱がギシギシと音を立てる現象のことを言います。作者の家でも昔、寝てるときどこからともなくカタカタカタカタ・・・と言う音がして、「柱がきしむ音でもないし、まさか妖精さんの仕業??」とか思ったものです。今考えるとおそらく冷蔵庫か何かの機器の振動が共鳴していたのかもしれません。実際訳も無くモノがカタカタ言ったり、酷いときにはガラスが割れてしまったりする現象は、離れた場所の何かの機器の振動のせいだったりするケースがあるそうです。



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