塗り壁(ぬりかべ)

夜中歩いていると、急に目の前に壁が出現する、という妖怪。上ることも回り込むこともできないが、壁の下を棒切れで払うと消え去ると言われています。

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先に漫画を見た人は、あれ?塗り壁ってこんな姿だっけ?と思われるんじゃないでしょうか。塗り壁は姿が伝わっていなかったため、水木しげる大先生が描かれた、壁に目がついている姿が有名になっていました。しかし、2008年に江戸時代に描かれた「ぬりかべ」の絵が発見され、ニュースになりました(たまたま名前が同じだけの別の妖怪という説もあるようですが)。ここではせっかく発見されたのだからと、新ぬりかべの姿を採用させて頂きました。



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